
ここからはルースに合わせて石枠を作る作品を作っていきます。フクリン留めでラウンドカットの石をネックレスに仕立てていきましょう!
爪留めの石枠と違って、フクリン留めの石枠はルースを包み込み構造なので、二重に枠を作る必要があります。
このレッスンで使う道具一式のリスト
#1 材料の切断と焼きなまし

材料を長めにカットして、焼きなましをしておきます。

#2 石のサイズ測定

ノギスで石の直径を測ってメモをしておきましょう。
今回はラウンドカットなので直径を把握しておけば枠が作れますが、オーバルカットなどの場合は方眼紙に石を置いて、石のアウトラインをトレースしておきます。その方眼紙に合わせて地金を巻いていく流れになります。
#3 外枠作り

フクリン枠は外枠・内枠と2パーツに分けて作ります。外枠は実際にフクリン留めをするための爪になる部分で、内枠は石が座る枠です。
1.地金を巻く

地金を巻いていきます。石が4.0mmφでダイヤモンドヤスリの柄と同じ太さだったのでこれを芯がね棒がわりにして巻いていきます。
ダイヤモンドの場合、4.3mmφな半端な直径が多いと思います。そういう際はモノタロウなどで、「ピンゲージ 4.3mm」などと検索すると良い道具が出てきます。
ドリルの根元を芯がね棒がわりに使うのも一つの方法です。